営業のテクニック

【募集文から見抜く】Webライター優良案件と悪質案件を見分けるコツ

良い案件?悪い案件?案件の見分け方

この記事で解決できる悩み

良い案件と悪い案件。初心者には見分けるのが難しいよ…

SNSを見てると、クラウドソーシングでバンバン稼いでいる人もいる。良い案件にも特徴はある

「地雷案件」に当たっちゃったかも。どう対処したらいい!?

 

案件の見分け方で悩んでいませんか?

悪質な案件のウワサを聞けば聞くほど、全部あやしく思えてきちゃいますよね。

 

実は、案件を見分けるにはちゃんとコツがあります

 

僕は5年前からクラウドソーシングサイトを使っていますが、

変なクライアントには一度も当たったことがないし、今では募集文を見て「これは悪質だな」と瞬時にはじくことすらできます。

良質案件についても同様。「この仕事はやりやすいだろうな」というのはかなりの確率で見分けられます。

 

それは、案件を見分けるコツを知っているから

 

この記事では、Webライター歴5年の僕が考える、

  • 悪質案件を見分ける9つのチェックポイント
  • 優良案件を見分ける4つのチェックポイント
  • 悪質案件に当たってしまったときの対処方法

についてお伝えします。

 

初心者はもちろん、優良な仕事にしぼって今よりステップアップしたい中級者にもおすすめです。

 

 

悪質なクライアントに振り回されて疲れきっているそこのあなた。

あなたがもっと活躍できる仕事はほかにあるはず。

悪質案件とは今日でおさらばしましょう!

悪質案件を見分ける9つのチェックポイント

悪質な案件を見分けるポイントは、次の9つです。

  • 単価が低すぎないか
  • 単価が高すぎないか
  • 報酬体系が曖昧でないか
  • ライター側のメリットばかり過剰にアピールしていないか
  • 作業内容が曖昧でないか
  • 評価に問題はないか
  • 契約した以外の業務を指示していないか
  • プラットフォームのルールを守っているか
  • やり取りが雑、高圧的でないか

1〜6は、応募前のチェックポイント

7〜9は、応募後のチェックポイントです。

1.単価が低すぎないか

相場より極端に単価の低い案件には要注意です(目安は0.5円未満

 

稼げないことはもちろんですが、一番の問題は、

「ライターにお金が払えない=うまくいっていないメディア」で記事を書いていても、正しいスキルが育っていきづらいということ。

 

「報酬はあげられないけど、その分丁寧に指導します!」としている募集もありますが、単価が低いということは、

その発注者自身に十分なスキルや指導力がなく収益が出せていない可能性が高いです。

 

あえて、うまくいっていないメディアで書き方を教わるメリットは少ないですよね。

 

おしょう
特に初中級者のうちは「うまくいっている人から学ぶ」って超大切。はじめの一歩が数年後を左右します

2.単価が高すぎないか

反対に、相場より単価が高すぎる場合は、詐欺マルチ商法の勧誘である可能性があります。

「初心者歓迎で文字単価10円」などの案件はまぁまずないので、引っかからないでください。

 

ただし、高く設定している理由が明確なら、応募を検討してみてもいいと思います。

 

たとえば僕の場合、次のような理由が書かれている場合には、もう少しじっくりと読んでみます。

 

  • 専門的なスキルが必要な仕事(インタビュー、WordPress操作、イラスト作成など)
  • 専門知識や業界知識が必要
  • 納期が短い(「どうしても3日後に間に合わせたい」)
  • 周辺業務もまとめて依頼している(アンケート実施、図の作成、商品を購入して体験レビューを書くなど)

3.報酬体系が曖昧でないか

報酬についてしっかりと説明されていないものは、悪質な案件である可能性が高いです。

具体的に次のようなパターンです。

  • 報酬金額の記載がない
  • タイトルと本文で報酬金額が異なっている
  • 低単価で募集していながら、「やる気次第で○円も可能!」とかけ離れた報酬金額をアピールしている

 

もちろん本人のスキルを見ないと決められない部分はありますし、

外注に慣れていない発注者が「とりあえず相談してから」としている場合もありますが、

それでも、「打ち合わせの際に相談します」など、報酬の決め方について一言記述があることがほとんどです。

 

多くのライターが気にしているだろう報酬について伝える姿勢のない発注者は、

ほかの面でも大ざっぱであったり不親切である可能性が高いと考えられます。

4.ライター側のメリットばかり過剰にアピールしていないか

ライターのメリットばかりをやたら強調するといった特徴も、悪質案件に多く見られます。

僕は、次の言葉が入っていたら0.1秒で無条件にはじきます。

  • やりがいがある
  • 成長できる
  • 仲間ができる
  • 初心者教えます!
  • ○万円も可能
  • 主婦限定/学生限定/未経験限定
  • スマホ1台でOK

そもそも、クライアントからしてみれば、わざわざライター側のメリットを細かく考える必要なんてありませんよね。

 

仕事内容ではなく、ライターのメリットを第一にアピールしているということは、

「仕事内容や報酬はいまいちだから、こういったメリットとか期待感を報酬代わりとして、安く働いてくれませんか?」と言っているように僕には思えます。

 

おしょう
そもそも「やりがい」とか「成長」とか・・・そんな中学校の部活みたいなメリット、わざわざ書くことじゃないでしょ!って言いたい

5.作業内容が曖昧でないか

執筆テーマや作業内容について詳しく書かれていないものは、特に初中級者は避けた方が無難です。

依頼内容があいまいな場合、2つのパターンが考えられます。

  1. 詐欺師やマルチ商法が集客の入口として公開している
  2. 「社内にWebコンテンツを書ける人がいないからWebライターに丸投げしよう」とざっくり発注している

 

後者は悪質案件ではありません。

 

むしろ、Webメディアについて十分な知識とスキルがあって、

「これとこれとこれ、まとめて○万円で手伝いますよ」と条件を提案できる交渉力があるなら

「おいしい案件」である場合もあります。

 

ただ、それでも初中級者は避けた方がいいというのが僕の意見。

「Webライターだから任せたのに、全然期待した成果出してくれないじゃないか!」とトラブルに発展する可能性が高いからです。

 

Web記事を作れることと、サイトで成果を狙えることはまったくの別物

作業範囲が明確で、自分がむりなく対応できる案件を選びましょう。

6.評価に問題はないか

怪しい募集文を出しているクライアントのプロフィールページを覗いてみると、大抵、ワーカーからの評価にも問題があります

  • 募集実績
  • 星の数
  • レビューコメント

が極端に悪い場合は、避けた方が無難です。

たとえばこんなのとか要注意。平均スコアだけでなく、母数もチェックしましょう

 

また、クライアントが会社名を公開している場合は、会社名でググってみると良いでしょう。

悪質な案件には、

  • 会社情報が一切見つからない/明らかに素人感のあるHPしかない
  • 「○○ 詐欺」「○○ ひどい」などといった、被害を連想させる言葉が検索候補に表示される

といった特徴が見られるため、避ける目安になります。

7.契約した以外の業務を指示していないか

これ以降は、応募後のチェックポイントです。

契約前に見分けるのは難しいですが、悪質案件の特徴として覚えておいてください。

 

「記事の執筆」という内容で契約したはずが、「ついでこれとこれもお願いねー」と追加報酬なしで依頼してくる発注者もいます。

 

例えば次のようなものです。

  • 構成の作成
  • 画像の用意(選定/加工/作成)
  • 文字の装飾
  • WordPressへの入稿

人間同士のやり取りなので「やっぱりついでにこれもできません?」という要望が出てくることは理解できますし、

僕自身、「時間あるのでここまでやっておきますよー」と善意で提案することは割と多くあります。

 

ですが、発注者側が追加報酬もなく当たり前のように追加依頼するのは、当然、契約違反です。

「初心者だからしれっと頼めばやってくれるだろう」といった悪意ある発注者の話も耳にするので気をつけましょう。

 

おしょう
これ、Twitterでも結構よく見かける話です。

「コレとコレもやってねと、後から任されたんですけど普通のことですか?」

全然普通のことではないです。断りましょう

8.プラットフォームのルールを守っているか

僕の見てきた限りですが、

プラットフォームのルールに誠実な発注者はワーカーからの評価も高く、

反対に、プラットフォームのルールを無視した募集文を出している発注者はワーカーからの評価も低いように思います。

 

使っているのが人間である以上、プラットフォームへの誠実さとワーカーへの誠実さは比例してくるのだと思います。

 

プラットフォームのルールを破っているのは、具体的に次のようなパターンです(あくまで一例です。実際の規約をご確認ください)

  • 契約前に執筆を開始させる
  • 契約前にレビュー商品の購入orサービス登録をさせる
  • プラットフォームへの許可なく、外部サービスへ誘導する(LINEやチャットツールなど)
  • プラットフォームへの許可なく、個人を特定できる個人情報を聞いてくる
おしょう
ライター側もルールを分かっていないと気付けないので、一度、利用規約に目を通しておくといいですね

9.やり取りが雑、高圧的でないか

ライターに対して誠実性の欠けるクライアントは、使う言葉や指示の出し方も雑で高圧的です。

 

「ライターのくせに」と罵られたり、数週間連絡がなかったのに「明日までに1万字よろしく」と無茶な指示が来たり。

そういった話をTwitterの中で見かけることがあります。

 

そこまででないにせよ、ライターが不快に思う言葉を使う人が、ライターが気持ちよく働ける仕事を提供してくれるとは思えません

 

優良案件を見分ける4つのチェックポイント

ここまで悪質な案件のチェックポイントを見てきましたが、優良な案件にも見分け方があります。

 

以下、4つです。

  • 依頼内容が具体的かつ専門的
  • 報酬体系が明確
  • プロフィールページに会社情報がある
  • 情報管理や契約書類がしっかりしている

依頼内容が具体的・専門的

依頼内容が具体的で専門的なものは、結構信用できると思います。

人を騙したり安く人を集めようと思ったら、「色んなジャンルがあるし、誰にでも書けます」と募集するのが良いですよね。

一部の人しか集まってこない具体的で専門的な案件は「騙すには非効率」です。

 

専門的な知識はあるけど、それを文章にできる人が社内にいなくて困っているんだろうな」と推察できます。

 

僕の経験上ですが、

こういった案件のクライアントさんは、はじめのうちは、ひょっとするとカタくて無愛想に感じるかもしれません。

しかしそれは、仕事相手として言葉遣いや距離感をわきまえているとも言えます。

 

個人的にはそういったクライアントさんの方が信用できますし、Webライターを対等な立場で尊重してくれる印象です。

報酬体系が明確

報酬体系についてできる限りきちんと説明しようとしている案件は、信用できると思います。

 

募集段階では決めきれない部分があったとしても

「2.0〜3.0円の範囲で決めます」

「報酬については初回面談時におうかがいします」

など、今後どのように決めていくかの予定や判断基準が示されているなら、応募するライターとしては安心ですよね。

 

ライターが気になるだろう点を先回りして説明してくれているクライアントは、ほかの場面でも誠実でやり取りがスムーズな印象です。

プロフィールページに会社情報がある

プロフィールページに会社名や事業内容をきちんと表記している会社は信用できると思います。

実際にどうかはさておき、「会社について調べられてもやましいことはない」と考えていることの表れと言えるでしょう。

 

ただし、外注していることを知られないためという理由で名前を伏せている会社も多いです。

「ない=悪い発注者」ではなく、あくまで加点要素くらいに考えてください。

 

また、リンクや検索から会社HPまでアクセスできるようであれば、詳しく調べてみるのもおすすめです。

 

よく「何ヶ月書いても報酬を上げてくれない」と嘆きをTwitterで見かけますが、

  • 成長している業界か
  • 会社が儲かっているか
  • メディア運営にどのくらい注力しているか

といった、そもそもWebライターの実力とは関係のない事情で報酬が決まっていることも。

 

HPを見て「予算に余裕がありそうな企業か」というのも、応募の参考にしてみるといいかもしれません。

情報管理や契約書類がしっかりしている

ライターに優しくて誠実なクライアントほど、

業務委託契約書、秘密保持契約書など、書類をしっかりと用意している印象があります。

 

書類をつくるのにも大変なコストがかかりますし、新しくライターを募集して契約させるのにも手間がかかります

それでもしっかりとそれらを行うということは、

  • 外注コスト以上の利益を出せる力がある
  • Webライターの対応に慣れている

という、きちんとした基盤のメディアであることの一つの証明になっていると僕は考えています。

 

 

また、トラブルが起きた際に立ち返れる契約があるからこそ

「この範囲内であれば自由にやってください」と、ライターに対して細かく厳しく指示をしなくても済むということも言えそうです。

 

「契約書類作ります」と言われると身構えてしまうかもしれませんが、

ライター自身が安心して働ける環境を守ってくれるものでもあることを知っておいてください。

 

実際に案件を見分ける手順

これまで見てきたチェックポイントを踏まえて、実際に案件を見分ける手順を確認していきましょう。

僕自身が案件を見るときの実際の流れに沿って紹介します。

【ステップ0】自分の条件にしぼって案件を探す

手順を紹介する前に。

そもそも「自分の条件に合った案件にしぼって探す」というのがとても大切です。

 

書きたいテーマや希望条件をしぼらずになんとなく案件をながめていると、

「誰でも歓迎!月収50万円」といった好条件な案件(99%詐欺ですが)が飛び込んできたときに、つい目を引かれてしまいます

 

クラウドソーシングサイトであれば、好みの条件を指定して絞れる「検索フィルター機能」があります。

条件に合わない案件ははじめからはじきましょう

 

 

検索フィルターの作成方法については、この記事で説明しています。

【保存版】「webライターきつい…」と泣きたくなったら読みたい原因&対策

 

 

悩めるライターさん
でも条件を絞ると案件が少なくて…。初心者のうちは少しくらい条件下げていかなきゃいけないでしょ?

 

そう思った方。実は、違います

 

案件が見つからないなら、条件を落とすのではなく、探す場所を広げてください

タテに広げるのではなくヨコです。

大手のCrowdWorksやLancersだけなく、案件の見つかる場所はもっとたくさんあります。

 

以下のうち、まだ利用していないものが1つでもあれば、条件を妥協する前にまず登録しておいてください(すべて利用料無料です)

日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」


クラウドソーシング「ランサーズ」

日本最大級クラウドソーシング クラウディア

Bizseek

Anycrew

ココナラ

副業マッチングプラットフォーム【WorkAny】

クラウドテック

WEBLANCE(ウェブランス)

おしょう
大切なことなのでもう一度。見つからないときは、悪質な案件で妥協するのではなく、探す場所を広げましょう

【ステップ1】タイトルに、悪質案件特有の文言がないかチェック

募集文を見たらまずタイトルをチェックします。

 

以下の言葉が含まれていたら、基本的に即はじいてしまってOKです。

  • やりがいがある
  • 成長できる
  • 仲間ができる
  • 初心者教えます!
  • ○万円も可能
  • 主婦限定/学生限定/未経験限定
  • スマホ1台でOK

実際にはこれらの中に良い案件もあるかもしれませんが、まずは、良い案件が見つかる確率の高いところから見ていきましょう。

【ステップ2】報酬体系を確認

次に、報酬金額をチェック。以下のものははじきます。

 

  • 安すぎる(初心者である場合、1時間1000字書けると仮定して時給500円を下回るものははじく)
  • 高すぎる

相場が分からない場合や「要相談」としている場合は、とりあえず読み進めていきます。

【ステップ3】作業内容をチェック

募集する背景や思いなどは一度読み飛ばして、先に作業内容をチェック

「ライターがやる仕事はコレとコレね」と整理します。

 

どれだけ魅力的な発注者であっても、対応できない仕事なら読む時間が無駄になってしまうからです。

 

また、作業内容が具体的に説明されていないものについてはトラブルになりやすいため、はじきます。

【ステップ4】求める人物像や応募条件をチェック

「2年以上のライター歴がある方」など、応募条件がある場合は先にチェックします。

作業内容と同じく、該当しない案件なのであれば、募集文を読む時間が無駄になってしまいます。

【ステップ5】締め切りをチェック

締め切り期日をチェック。これも上と同じ理由ですね。物理的に対応できない案件は読みません。

【ステップ6】本文に「悪質案件」特有の文言がないかチェック

「条件としては対応できる」ということを確認したら、ようやく募集内容を読み込んでいきます。

タイトル同様、本文内にも以下のキーワードがあれば0.1秒ではじきましょう。

  • やりがいがある
  • 成長できる
  • 仲間ができる
  • 初心者教えます!
  • ○万円も可能
  • 主婦限定/学生限定/未経験限定
  • スマホ1台でOK

【ステップ7】クライアントの評価をチェック

クライアントの評価をチェックします。

  • 発注実績
  • 星評価

に問題がなければ、レビューコメントを確認。

 

直近10件ほどをざざっと見て、批判的な言葉が並んでいなければOKとします。

【ステップ8】担当者の人柄やルールを守れているかをチェック

ここまで確認してようやく応募に向けて進みます

(と言っても、慣れればかかる時間は3分くらいです)

 

応募後、契約に向けた連絡の中で「具体的なやり取りはLINEの方で」など外部サービスへ誘導する場合は、絶対契約しないでください。

98%、詐欺かマルチ勧誘なので。(残り2%はプラットフォーム規約を確認しようとしないクライアントです)

 

 

また、ライターをないがしろにした言葉遣い(命令口調やタメ口)を初めからしてくるようであれば、連絡中であっても契約前に辞退した方が無難です。

悪質な案件に当たってしまったときの対処方法

ここまで手順を踏めばかなり高い精度で悪質案件は見分けられます

 

ただ、僕もこれまで運良く引っかかりませんでしたが、100%確実に悪質案件を回避するというのは残念ながら不可能でしょう。

「少しでも怪しければ関わらない」というのが一番ですが、慣れないうちはどうしても悪質な案件に当たってしまうことがあるかもしれません。

 

 

「これもしかして地雷案件かも・・・」という案件に当たってしまったときの対処方法を覚えておきましょう。

契約と違う点を説明して辞退する

可能であれば、直接クライアントに説明して穏便に解決するのが一番です。

 

クライアントからすれば自分のやり方が当たり前で、ライターが困っているということにそもそも気が付いていないかもしれません。

 

次のような言い方で、辞退を申し出るのがよいかと思います。

例文を作ったので、改変して使用してください。

お世話になっております。
仕事内容について、認識のすり合わせをさせていただきたくご連絡いたしました。

募集の際は「テキストの執筆のみ」とありましたが、実際には「WordPress入稿」と「画像の用意」も私の方で行うということでしょうか。
契約内容と異なる仕事については、申し訳ございませんがお受けできません。

別で報酬をご用意いただくか、契約内容との相違に基づき、辞退をさせていただきたく存じます。

一度ご確認をお願いいたします。

 

おしょう
卑屈になる必要も、相手を批判する必要もありません。「契約と違うなら対応できません」という事実のみ冷静に伝えればOKです

プラットフォームに連絡する

どう対応したらよいか分からない場合は、プラットフォームの対応窓口にも相談してみてください。

 

基本的に、両者間に入ってトラブルの仲裁をしたりはしてもらえないようですが、

「LINEに誘導されたけど契約して大丈夫ですか?」など、プラットフォーム自体のルールについては回答があるはず。

 

クライアントに対して「CrowdWorksからは規約違反だとの回答がありました」と伝えれば、辞退の申し出がしやすくなるでしょう。

ライター仲間に相談する

個人的にもっともおすすめしたいのが、「困ったときに相談できるライター仲間を作っておくこと」です。

 

トラブルと一口に言ってもさまざまですし、やり取りの経緯によって言葉の意味合いは異なります。

「こんな発注者で、今こんなことで困ってるんだけど、どうしたらいい?」

くわしく相談できる仲間がいると心強いです。

 

 

Twitterで探す、ライターのコミュニティに加入するなど、自分に合う方法でいいですが(個人的にはコミュニティがおすすめ)

ライター同士のつながりを作っておいて損はないと思います。

 

雰囲気が合いそうなものがあるかどうか、見比べてみてください。

ライターに人気のコミュニティ

「いつか良い仕事に出会える」はキケン!見分け方を覚えましょう

今回の記事では、募集文を見て案件を見分ける方法についてお伝えしてきました。最後に、ポイントをおさらいしましょう。

悪質な案件を見分ける9つのポイント

  • 単価が低すぎないか
  • 単価が高すぎないか
  • 報酬体系が曖昧でないか
  • ライター側のメリットばかり過剰にアピールしていないか
  • 作業内容が曖昧でないか
  • 評価に問題はないか
  • 契約した以外の業務を指示していないか
  • プラットフォームのルールを守っているか
  • やり取りが雑、高圧的でないか
優良案件を見分ける4つのチェックポイント

  • 依頼内容が具体的かつ専門的
  • 報酬体系が明確
  • プロフィールページに会社情報がある
  • 情報管理や契約書類がしっかりしている

実際に案件を見分ける手順

  • 【ステップ0】案件を見分ける手順
  • 【ステップ1】タイトルに、悪質案件特有の文言がないかチェック
  • 【ステップ2】報酬体系を確認
  • 【ステップ3】作業内容をチェック
  • 【ステップ4】求める人物像や応募条件をチェック
  • 【ステップ5】締め切りをチェック
  • 【ステップ6】本文に「悪質案件」特有の文言がないかチェック
  • 【ステップ7】クライアントの評価をチェック
  • 【ステップ8】担当者の人柄やルールを守れているかをチェック

 

最後に一点だけで付け加えさせてください。

 

「悪質な案件でも続けていればいつか状況が良くなるだろう」という考えはキケンです。

 

 

会社員であれば、たとえスキルがそこまでではなかったとしても、続けていれば少しずつ評価されていきますよね。

それは、組織の中で信用が育っていくからです。

 

「スキルはまだ足りないけど、3年もこの会社のために頑張ってきたなら少し役職を与えてみるか」

といった感じで昇格することだってあるでしょう。

 

 

しかし、Webライターは会社員ではなく個人です。

悪質案件を必死に耐え続けたことを、次のクライアントはほとんど評価してくれません

別の組織だからです。

 

だから、必要なのは「続けていればなんとかなる」という期待や根性ではなくて、案件を自分自身でしっかり見分けられるようになることです。

次に応募する際は、この記事を読み返しながら、実際に自身で案件を見分けてみてください

 

 

「時給100円にしかならなくてつらい…」「クライアントに罵倒された…」

悪質な案件に振り回されて苦しむライターが1人でも減ることとを祈っています!

-営業のテクニック